ビジネスフォンで迷惑電話を強力ブロックするには

パソコンを利用している以上、ウイルスやセキュリティの対策を全くしないで利用した場合、これはもう、かなりの確率で被害に会ってしまうのは、想像に難しく無い、と言えます。そのような被害に遭わないために、どなたも何かしらの対策、例えばアンチウイルスソフトを導入するなど、あらかじめの予防をしているのは今や常識とも言えますよね。防御さえしておけば、全てを排除、とまでには行かないにせよ、かなりの確率でウイルス等をブロックできますし、そして何より安心してパソコンを使うことができます。

では、会社の電話ビジネスフォンではどうでしょうか。電話がかかってくれば、当然全ての電話に出なくてはなりません。が、たまに？？な電話、いわゆる「迷惑電話」と言われるものもかかって来ます。やわらか系な営業電話ならまだしも、断っているのに相手が電話を切らない行為や、中には相当悪質な電話もあり、受けてしまった社員さんは対応に四苦八苦。

ビジネスフォンにも「迷惑電話機能」がありますが、この機能は、かかって来た電話が迷惑電話であった場合、もう二度とかかって来ないように、その電話番号を拒否登録する、という機能ですので、何しろ一度は電話に出なくてはならないのです。そう、悪質な電話であっても、最初は電話に出なくてはならないのです。パソコンに例えると、先ずはウイルスに出会ってみないとならない・・・そんな感じなのです。パソコンのウイルス対策のように、電話でも迷惑電話をあらかじめブロックはできないのでしょうか。

トビラフォン」という名称を聞いた事がある方もいると思いますが、こちらは、迷惑電話対策のパイオニアである、トビラシステム株式会社による国内初の「迷惑電話フィルタサービス」の機器名称で、サービス開始（2011年）の当初は個人向けに（いわゆる家電・携帯電話）行われ、高い精度の迷惑電話着信判別システムで抜群の効果が発揮され（迷惑電話判別率97％）その効果を会社の電話ビジネスフォンでも利用できるようにと登場したのが「トビラフォンforビジネス 光回線用」です。会社の電話のような多回線（現在4チャンネル20番号）専用の迷惑電話フィルタサービスが「トビラフォンforビジネス 光回線用」です。こちらを、今使用しているビジネスフォンに接続することにより、接続したその日から迷惑電話を自動でブロックすることが可能になります。※接続可能な回線は光回線のみです。

これまでの迷惑電話防止機能は、、冒頭でもお伝えした通り、基本は一度は電話を受け「この電話は迷惑電話なのでもう2度と受けたくない」と判断したら、その都度登録していく、あるいは、頑張ってどこかから迷惑電話番号を調べて来て、いちいち登録する必要がありましたが、この方法ですと、増え続ける迷惑電話への対応が追いついていませんでした。

トビラフォンforビジネスの「迷惑電話フィルタ」は、「トビラフォン（個人用）」「迷惑電話チェッカー」「トビラフォンforビジネス」を使用するユーザーから申告された迷惑電話のデータ及び、「トビラシステムズが独自に調査して集めた迷惑電話番号のデータ」をサーバに蓄積し、解析したものを迷惑電話番号リストとしてトビラフォンforビジネスに送ります。

未知の迷惑電話を約97%判別することが可能で,現在迷惑電話番号リストを25,000件保有し、常に最新の情報を更新しています。

迷惑電話フィルタは、迷惑な電話だけではなく、望んでもいない情報が勝手に送られてくる、いわゆる迷惑ＦＡＸも着信拒否します。

トビラフォンforビジネスは、通常の電話を受けた後の通話内容をクラウドサーバーに録音。トラブル対策に。発信側、着信側双方の通話内容をクラウドサーバーに録音します。音声ファイルはWAVE形式で保存されますので、PC上で簡単に再生することができます。「言った」「言わない」等のトラブル対策や重要な情報・要件の保存等に有効です。