緊急地震速報
緊急地震速報の設置事例
東日本震災以来テレビや携帯電話で頻繁に「緊急地震速報」が流されました。速報が流れた直後に揺れが来たり、あるいは揺れが来なかったりと様々ではありましたが、いずれにしても速報により揺れが来る心構えができるようになったのは確かではないでしょうか。
弊社運営のブログでもご紹介させて頂きました緊急地震速報受信アダプタターEEW100。FM/AM放送局が配信する一般向け緊急地震速報のみを受信して自動放送するアレクソン社製の緊急地震速報アダプターです。
先日、実際にお客様に御注文いただき設置してまいりました。
導入事例として参考にして頂ければと思います。
設置させて頂いたお客様は、とある特殊な印刷を手がけていらっしゃるお客様で、工場内部に入るには専用の服に着替え、エアシャワーや粘着ローラーで作業服についた髪の毛や埃を取り除きといった衛生面の徹底がなされ、同時に、工員の方の携帯物が万が一でも機械に巻き込まれないよう「携帯するもの一切持ち込み禁止」等の安全策も徹底さてれいます。
しかし「このような時期なので身の安全優先」と考えられ「緊急自身速報を受信できる携帯電話の持ち込みはやむを得ず」という方向で考えられたようですが、作業安全面や安全マニュアルの変更等様々な問題が出て来られたそうです。
そこで弊社に「何か良い方法はないか?」
と、ご相談をいただきEEW100をお勧めいたしました。
お客様では、既に工場内の方々を呼び出す「ページング放送」システムを導入されていたので、今回はそのページングシステムにEEW100を接続と、緊急地震速報を受信するアンテナ環境を作るのみという設置作業でした。
構成図は以下の通りです。
これまでのページングシステムの役割は、それぞれの電話機より構内放送を行う(工場呼び出しも含む)目的のみに利用されていましたが、そのページング放送環境を利用し、今回新たに緊急地震速報の放送も可能になりました。
これにより、これまで通り工場入場には「携帯物持込禁止」の安全策も取れ、新たに地震予知行動の安全対策も加わりました。
EEW100の実際の放送を動画にて弊社が紹介しています。