保留・転送
ビジネスホンの使い方|パーク保留
ビジネスフォンとは複数の外線と内線を共有できる電話機です。また、保留転送などオフィスで利用される場合のあらゆる事を想定し、多くの機能を備えています。
ビジネスフォンの代表的な基本機能と言えば「保留・転送」なんですが、保留転送の一般的な使われ方は「ビジネスホンの使い方|保留ボタンと転送ボタン」をご覧いただくとして、ここでは『パーク保留』について、一般的な使い方で、出来る限り簡単にわかりやすく説明していきます。
ビジネスフォンとは複数の外線と内線を共有できる電話
機です。また、保留転送などオフィスで利用される場合
のあらゆる事を想定し、多くの機能を備えています。
ビジネスフォンの代表的な基本機能と言えば
「保留・転送」
なんですが、保留転送の一般的な使われ方は
「ビジネスホンの使い方|保留ボタンと転送ボタン」
をご覧いただくとして、
ここでは『パーク保留』について、一般的な使い方で、
出来る限り簡単にわかりやすく説明していきます。


内線/外線を特定ボタンに保留する「パーク保留」機能とは
パーク(Park)という語句を辞書などで調べると「公園」「駐車」なんですが・・・
「ものを、ある場所に、一時、置く」という説明も出てきます。
ビジネスフォンで言うところの「パーク(保留)」も、この説明と同じで、
「通話中の外線(内線)を、あるボタンに、一時、置く」ということになります。
・通話中の外線を

・あるボタンに=「パークボタン」に一時置く

この「パークボタン」に一時置かれたと同時に外線は保留状態となり、同一グループ全電話機の「パーク1」ボタンが点滅し、どの電話機からでもパーク保留されている外線を受け取ることが出来る、と言う機能が、一般的には「パーク保留」と呼ばれています。
では「パーク保留」はどのような用途で使われるのか?簡単な例を挙げてご説明します。
この「パークボタン」に一時置かれたと同時に外線は保留状態となり、同一グループ全電話機の
「パーク1」ボタンが点滅し、どの電話機からでもパーク保留されている外線を受け取ることが出来る、
と言う機能が、一般的には「パーク保留」と呼ばれています。
では「パーク保留」はどのような用途で使われるのか?簡単な例を挙げてご説明します。
ビジネスフォンで「パーク保留」を使う必要があるオフィスの一般例
例えば、あるオフィスでは、ビジネスフォンに収容している電話回線が36ch(外線36通話分)
あるとします。外線36chの内訳は以下の通り。
(1)外線1~外線12が「会社代表番号」 (2)外線13~外線24が「受注部番号」
(3)外線25~外線30が「営業部番号」 (4)外線31~外線36が「海外事業部番号」
このように外線を部署ごとに使い分けをしたとします。
外線ボタン数が足りない
さて、ここで何かと問題が・・・。
一般的なビジネスフォン電話機は、外線ボタンの最大数が24個までです。(機種により異なります)

ならば外線を部署ごとの電話機にグループ分け
使いたい外線は36ch分、これでは12ch分(外線25~36)が使えません。
ならば、それぞれの外線を部署ごとの電話機にグループ分けをして解決してみることにします。




さて、これで全外線36ch分が使えるようになりました。
今度は例えば「代表番号グループ電話機」で受けた「外線1」を「外線1」ボタンのない「営業グループ」の電話に「保留転送」することができません。こんな時に活用されるのが「パーク保留」です
電話機台数、外線数が多いときには有効なパーク保留
さて、パーク保留、どのように配置し使うかと言うと、まずパークさせる場所を今回は6か所設定し全ての電話機に共通して再下段に配置してみることにしましょう。
さて、パーク保留、どのように配置し使うかと言うと、まずパークさせる場所を今回は6か所設定し
全ての電話機に共通して再下段に配置してみることにしましょう。




各4部署、外線ボタンはそれぞれ異なりますが、全電話機に共通して「パークボタン」を設置しました。
こうする事により、先ほどの「代表番号グループ」電話機で受けた「外線1」を「外線1」ボタンのない「営業番号グループ」の電話機にも全電話機共通の「パーク1」ボタンに置き換える(保留)事で外線を転送することが可能という訳です。
各4部署、外線ボタンはそれぞれ異なりますが、全電話機に共通して「パークボタン」を設置しました。
こうする事により、先ほどの「代表番号グループ」電話機で受けた「外線1」を「外線1」ボタンのない
「営業番号グループ」の電話機にも全電話機共通の「パーク1」ボタンに置き換える(保留)事で外線を
転送することが可能という訳です。
パークボタン使い方のまとめ
では、上記の外線ボタンが違う4つのグループでのパークボタンのやり取りをまとめてみましょう。
「代表番号グループ」電話機で受けた「外線1」を下段「パーク1」ボタンを押し保留置き換えします。

「営業番号グループ」電話機Aさんの内線番号を押し、内線呼び出しします。Aさんが内線に出たら『〇〇様よりパーク1番に電話が入ってます!』等と伝えます。
「営業番号グループ」電話機のAさんは「パーク1」を押すことにより、元々「外線1」にかかってきた外線に出ることができます。

この「パーク」ボタン、外線保留だけではなく、内線通話をも保留することが可能です。
