10月12日から地球に最接近の紫金山・アトラス彗星
NIKスタッフ広報担当のYです。
10月12日にSNSを見ていると、「紫金山・アトラス彗星」の写真が投稿されていて、そんな彗星の存在も初めて知り、更にその彗星は8万年周期で太陽の周りを回っているとのことで、これは是非とも見れるものなら見てみたい。ですが東京23区の某区の夜空でハッキリ見える星と言ったら金星くらいなんですよね・・・。そんな東京で、果たして彗星が見えるのかな?と思いつつも、晴れた10/20(日)に、できれば写真にも収めたい、ということでチャレンジしてみました。
見える位置関係を調べる
紫金山・アトラス彗星を調べてみると、南西よりやや西よりに見える金星より、更にややに西よりの右上ということがわかったのですが、その金星の位置が低空過ぎて・・・見えない。更に調べると、へび座とへびつかい座の間あたりに見えるらしいことがわかり、スマホ星座アプリで位置を確認。その空の位置がこちら。
時刻が17:30頃ですが、肉眼では全く見えないし、ファインダー越しでも見えません・・・。というか、位置が正確につかめません。
衛星らしきものが通過する
たぶんこの辺り・・・を、ファインダー越しでグルグル。
すると、何やら光る物体が右から左へ移動してるので、慌ててシャッターを切って確認してみると・・・
なんでしょうね?国際宇宙ステーションでしょうか?飛行機には早すぎるし・・・・
何かの衛星かな??
と、もう一枚確認してみると
彗星らしきものが
ん?もしかして、衛星らしきものの近くで、尾を引く星が!?(赤矢印)
たぶん発見!紫金山・アトラス彗星
おー!いたいた。
これはもう位置的にも紫金山・アトラス彗星で間違いないかなと思います。
やはり、と言いますか、肉眼では到底見えませんでした。ファインダー越しでも、見えるのは微かです。
東京での紫金山・アトラス彗星
いやぁファンダー越しとは言え、見ることができて良かったです。
そしてなんとか写真に収めることもでできました。が・・・
もう夜でも明るい東京某区での撮影では、これが限界です。
それにしても、あの衛星らしき謎の飛行物体は何だったのでしょう?
以上Yでした。